大丈夫か?ブログの中の人?

人権擁護法案の通過が15日だそうで、そもそも僕が知ったのが今この瞬間だからもうほとんどどうしようもないわけで。
http://nzm-gm.com/zinkenyoug.html
んで、さらっといくつかキーワードから検索したけど、皆「うおー、マジかよ!?こんなん全然知らなかった!日本やべえよ!政府くたばれ!」的な感じだよねえ。
ただ、ちょっとヤバいのはこういう意見書いてる人、複数のリンクたどったって書いてるけど、どうも一つのページに貼ってあったり、リンクのリンクたどってるだけっぽいんだよねえ。
これって、FLASH内でしゃべってる「日本人なんて全部マスコミに操られてるだけですから」と全く変わらなくない?デスノートっていう身近なキャラクターを使われるだけで、友達がしゃべってるような感覚になってすぐホイホイ信用するのもマズいでしょう。
マンガのキャラクターに思想関連のハナシさせるのってそんなにスキじゃないんだよね。まあ集英社あたりが自ら「著作権違反反対!」ってキャラクターに言わせてるからもうどうしようもないといえばそれまでなんだけど。そして、それが非常に効果的なこともわかる。まず興味を引きやすい。見てもらわないと話にならないもの。そして、洗脳しやすい。こないだも書いた「身内」がしゃべってる感覚に陥れることができるから。「お堅い人よりもデスノート知ってる人の方が信用できる。」そんな単純なものじゃないよ…。
まあ僕自身、全然複数ソース探ったわけじゃないし、今回のはかなり無茶してる感じだからソース漁りをしても結局デスノFLASHと同じ結論に達しそうなんだけどさ。でも、結論が一緒でもやっぱり過程に意味があると僕は思うのですよ。技術革新が進めば進むほど洗脳なんてやりやすくなるからね。ノウハウとかもどんどん蓄積されてくだろうし。だからこそ、それに負けないくらい民度の成熟をさせていかなきゃなんないんじゃないの?このFLASHの結論みたいに「日本捨てるか。」になるよりも、「物分りの良い人増やすか。」になって欲しいのですよ。
もちろん、本来ならさらりと流されてしまうような悪法もしっかりと「わかってる人」もしくは「それやられると困る人」が見張っててくれてるおかげで、少しずつそういう方向には進んでいくような気がするんだけどね。そういう意味ではブログって良いシステムだよね。本当に一人一人が自分で物事考えられるような人ばかりになったら、少なくとも今よりはマトモな政治になるって。