熱気のあとに思うコト。

香田さん関連で多くの方が訪れてくれました。

わかりやすくreadmeのリンクでも貼っておきましょうか。
http://s.readmej.com/m/nowaterlight/inter7.jp

一日一人しか訪れない前の状態はさすがに極端だけど、元の通り落ち着いた感じになっていくのかなあと思います。しばらく見守らないとちょっとわかんないですけどね。

ブッシュとケリーの大統領選のハナシでもしていくのもアリと言えばありなのですが、さすがに重たい話が続いちゃうからね。
香田さん関連でも書いたけど、一つの方向に走るってのは「平衡感覚」がなくなっちゃう気がするのです。人間、バカなコトとまともなことを良い感じの割合でやったり考えたりがちょうど良いというのが僕の考え方の根本にあるような気がします。

よし!気持ち切り替え!

こないだマザー牧場へ行った話。
マザー牧場というとどうしても、家族連れのイメージが僕にはある。実際訪れてみると本当にその通りだった。ファミリーでもなければカップルで行ったわけでもない僕達は相当に浮きまくっていた。

ファミリー向けということで、マザー牧場は一言で言うととにかく「ぬるい」。まったりしてるというか。少し前の僕だったらそれは「つまらない」と同義語だったのだけど、今の歳になってみるとそののんびりまったり感が、むしろほどよく感じてしまうんだよね。

とはいえ、人には2面性がある。ああ男の人っていくつも愛を持っているのね。らむだっちゃ。何故かマザー牧場には「バンジージャンプ」というなごやかなファミリーとは似ても似つかない危険な玩具が存在する。

というか実はそれが目当てだったのだけどね。申し込みをすると、「こちらにご署名お願いします」と言われて渡される「死んでも一切責任負わないけどいいよね?」確認書。話には聞いてたけど本当に書くんだな…。

そして上に上る。マザー牧場のは比較的高さはないのだけど、それでもマンション6階分くらいはある。落ちたら即死だよこりゃ。
上にのぼる。下を見る。人が小さく見える。遠くが見える。まあアレだ。要約すると「ごめん俺調子こいてましたすんません辞めても良いですか?」なのである。

一人であたふたしていると、後ろから女性が。バンジージャンプは飛ぶ人の次の人だけが上にのぼって待つ仕組みになっているのです。それ以上のぼると重量的に危ないということなのでしょう。

「思ったより高いですよね…。」女性が話しかけてくる。
オイオイ、あんた彼氏と来てるのに(彼氏は下で次の順番を待ってます)女性の方から僕に話しかけてきますか。とりあえず「そうですよね…、下とか見ました?人がちっちゃいですよ…」とか当たり障りのない返事をする僕。
「いやー!言わないで下さい!」
…、相当怖がっている。こういうのは女性の方が強いというのが相場なのだと思ったのだけど。からかってみようかという考えもも頭をよぎったけど、マジびびりの彼女にとりあえず勇気付ける言葉をいくつか投げかける。

面白いもので人が怖がっていると自分の気持ちは落ち着いてくるもんである。成人以上の人はお酒を飲んでる時とかが想像しやすいかな。めちゃめちゃ酔っ払ってる人がいると変に自分は冷静でいられるみたいな。

係のおじさんが「3,2,1で飛んでくださいね。いきますよ。」とカウントダウンをしてくれる。後で思ったけど、これは上手にできてる。自分のタイミングだとどうしても足が踏み出せない。でも、そういわれると何となく「飛ばなきゃ」って気になるからね。

飛んだ。僕は飛びましたよ。感想は「爽快感は本当にすごいけど、恐怖も半端ない」。落ち着いた人とかは綺麗なフォームで飛ぶのだけど、僕は空中であたふたしてしまった。本当はそっちのが危ないんだけどね…。

ジャンプの反動で何度か空中でバウンドしたあとゆっくり降ろしてもらう。「ナイスバンジーでした。」の声と共に終了。

広い世界にはバンジー飛べて一人前とかいうわけわからん風習の国もある!僕もこれで立派な成人男子だ!