北海道旅行1日目〜大沼公園編〜

arfy2004-09-26

「スロットで25万勝った!というわけで来週から北海道行こうぜ!旅費は任せとけ!!」

「マジですか?(若者敬語)。行きますです。ええ行きますです。」

「じゃあ予定全部立てといて。あと、財布で持って来ていいのは130円(電車の初乗り運賃)だけね。」

「こえー。はぐれたら確実死ぬな。北の大地で。」

「それもまた良し。」

というわけで急遽北海道旅行へ連れて行ってもらうことに。ツアーで行けば安く飛行機で行けるものを、1週間前に突然言い出したので電車で行くことに。片道7時間ほど。電車マニアでもなければちょっと遠い距離。

そんなこんなで東京駅に到着。といきなり友人が東京名物「みんなのいちご」が食べたいと言い出す。
http://www.grapestone.co.jp/tokyobanana/
おいおい。北海道にうまいもん食いに行くはずじゃなかったのか、友人よ!東京人が東京名物買ってどうすんだよ…。

そんなこんなで新幹線「はやて」に乗り込む。あのてよりはやて。うむ。実に格好良い車体。それにしてもはやては全席指定席なのね。見た目といいなかなか偉そうな電車である!

新幹線の中でとりあえずとりあえず延々とトランプ。「みんなのいちご」を賭けて。ルールはシンプル。勝った方だけがみんなのいちごを食べられる。いちご打。

緒戦はポーカー。ポーカーに限らずギャンブルは自分の流れを見極めることが一番大切だと僕は思ってる。勝ってる時はシンプルに!負けてる時は流れを変えろ!
最初の配牌はブタ手。いきなり流れが悪い。最初に5勝に到達した方が勝ちという短期決戦ルールでは致命的に流れが悪い。相手が先に捨てたので、そこから山の残りのカードを計算して捨てるカードを決めるのが定石だけれど、ここは全捨て。結局ワンペアにしかならず敗退。
次戦。悪い流れの中で僕の手は13、12、11、10、8。ズレてやがる…。しかし、ここは勝負の8捨て。なんと9を引く。先ほどの流れを変える闘牌が良い流れを引き寄せたようだ。相手はワンペア。
3戦目。ワンペア同士だったが僕は13、相手は7。確実に勝ちの流れだ。
4戦目、なんと3のフォーカード完成。3,4時間やって一度出れば良い方と呼べる手だ。その後も一度も負けることなく終わってみれば緒戦負けた後5連勝。とうきょういちご、あっま〜い。おいしー。

博打は流れさえ引き寄せてしまえば、後は簡単なものでババヌキ、HIGH&LOWと3連勝。口の中がとうきょういちごまみれであまあま。もう食べられないようと言う僕をうらめしげに見つめる友人。

4戦目。カイジに出てきたEカード。ルールはここの下の方。
http://queserasera.web.infoseek.co.jp/review/mokusiroku.htm
僕は完全に調子に乗っている。
「僕はね、カイジくん。相手の目を見ていると何を出そうとしているのかが読めてしまうのだよ。」
「ぐっ…。利根川先生!!」
しかし、カイジごっこに夢中になってしまいここで初黒星。最後、友人に「奴隷は2度指す!」を言われてしまった。ぐっ…、ぐっ…、そのセリフ…俺が言ってやりたかったのに…。

その後、北海道のガイド見ながらだらだらと行くトコ決めたり、今後の日本経済について語り合ったり、ぶっちゃけ井上和香ってどうだろうという話をしたり、やっぱり東京名物を東京で買って観光に行くのってありえないよね的話をしたりしてたら函館到着。7時間はなかなかに長かった。