姥捨て山(1)

姥捨て山

まんが日本昔話より。
DVDを購入予定の方くらいにしかネタバレにはなんないし、そんな人がたまたまここを見る可能性はほとんどないと思うので、簡単にあらすじを。

ある村では、60歳を超えた老人は何の役にもたたないのでお山に捨ててこなければならないという決まりがありました。主人公の男の母親もついに60歳を迎え、母親を山に捨てに行かなければならなくなりました。
しかし、母親を捨てようとする息子にさえ気遣いの言葉をかける母親の優しさに自分の過ちを認め、母親を山に捨てるのを辞める決心をします。しかし、決まりを破ったものには厳しい処罰が待っています。そこで、主人公は家の中に穴を掘り、そこに母親を住まわせることにしました。
そんなおり、村を統治するお殿様が村人に対して、無理難題をいくつもふっかけてきます。村人は誰もそれに対する答えを持っていないのを尻目に、主人公の母親は次々と問題を解いていきます。毎回お殿様に的確な回答をする主人公。不思議に思ったお殿様は主人公に対して聞きました。

殿「何故、お前はそんなに次々と解くことができるのだ?」
主人公「実は決まりを破って60を過ぎた母親を家に住まわせているのです。答えは全て母親から聞いたのです。」
殿「ほう。それはそれは。なかなかどうして年寄りの知恵もあなどれんものだのう。」

こうして、この村の姥捨ての掟はなくなったのでした。めでたしめでたし。

とあらすじをだらだら書いた所で、次回に続く。